こんにちは、リスクマネジメント・アドバイザーの目木知明(めきともあき)です。
本格的な梅雨が続いていますね。
もう、毎日ムシムシいやですねえ。最近メタボ対策にランニングを始めましたが
始めたとたんに雨が続き早くも出ばなが挫かれています・・・
本日は、統合的な全社リスクマネジメント(事業リスクマネジメント)が
求められる理由についてお伝えしていきます。
ここ数年で、経営環境は今までに無いスピードで変化しています。
統合的なリスクマネジメント(エンタープライズ・リスクマネジメント)の
必要性が高まった背景として以下の経営環境の変化が考えられます。
(1)会社法、金融商品取引法の改正
法改正により業務の適正を確保するための体制構築が義務づけられ
適切な情報開示や法令遵守などが求められている。
よって違反行為を行った場合は、マーケットからの退場を意味するものとなる。
業務の適正を確保するための体制構築とは!?
違法行為や不正、ミスやなどが行われることなく
組織が健全かつ有効・効率的に運営されるよう
所定の基準や手続きを定め、それに基づいて管理・監視・保証を行うこと。
(2)組織体制の変化(雇用環境の変化、委託依存社会)
終身雇用体制が崩れていく中、人材の流動化によるオペレーションレベルの変動
アウトソーシング型経営がもたらす業務委託の依存など組織体制はここ数年で大きく変動している。
(3)規制緩和の進展
規制緩和が進み自己責任に基づく事後規制へと社会的枠組みが変わっていく中で
企業がそれぞれの判断でリスクを管理し収益を上げていくことが必要となってきている。
(4)経営管理のあり方の変化
当事者間の暗黙の了解や信頼開係のみに依存した経営管理のおり方に限界が生じてきている。
(5)リスクの多様化
「急速な技術進歩」「事業の国際化」「事業展開のスピードアップ」
「社会システムの複雑化・高度化」によりリスクが今までに無く、多様なものとなってきている。
(6)説明責任の増大
市場経済が進展していく中でリスクの特定・評価対応を怠った場合
ステークホルダーに損害を与えるとともに市場の信頼を失い、企業自らも厳しいペナルティを受けることになる。
このような視点から事業全体をマネジメントするリスク管理が必要なのではないでしょうか?
本日はこのあたりで。
2009/06/30 目木知明

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